日本音楽の魅力発信プロジェクト
～和の文化活動を通じた若手育成～

動き出す、和の未来
― 雅楽・三曲・邦楽アンサンブルがひらく新たな扉

令和7年度（第80回）文化庁芸術祭記念公演として2025年10月5日（日）北千住のシアター1010で日本音楽の魅力発信プロジェクト 「動き出す、和の未来 ―雅楽・三曲・邦楽アンサンブルがひらく新たな扉」が開催されました。このプロジェクトは、文化芸術活動基盤強化基金の助成をうけて、活躍が期待される若手を育成し海外に派遣することを目標としています。

本公演は雅楽・三曲・邦楽アンサンブルの育成対象者が一堂に会し、普段交流することが少ない他ジャンルの音楽を聴き合い、また日本の伝統音楽を一般にコンパクトに紹介するという意図をもって企画されたものです。

そして本プロジェクトの一連の演奏会企画の船出と、芸術祭80周年、また開催地千住宿400年を祝し、川に囲まれた土地柄にちなみ、スッポンをさす「河千鳥」を舞踊付きで上演しました。

当日は一般の方に交じって外国人の姿も大勢見られ、400人を超える聴衆に変化のある舞台を楽しんでいただきました。司会の葛西聖司氏によるわかりやすい説明で、耳慣れないジャンルの音楽も理解しやすかったと好評でした。

雅楽・三曲・邦楽アンサンブルの各チームは、今後それぞれに国内公演（12/26東京文化会館、3/6三越劇場、3/22青葉の森公園芸術文化ホール）・海外公演（東南アジア、ヨーロッパ、北アメリカ）を行います。今後の活動にもどうぞご期待ください！
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。