作曲者 山田検校
曲名 播磨八景
曲名カナ ハリマハッケイ
作曲年
楽器構成 歌、箏、三弦
楽曲編成 今日を、門出の旅の空、うかるる声もはりまなる、などころ所たづぬれば、心ときめく眺めかな、山鳥のかねは晩鐘の、むつましづきのなかなかに、ひとりぬるのを花にして、その花てふもしづやかに、賤のわらべにこと問へば、おのれを名のるほととぎす、飛び行く方は高浜の、晴るる嵐にさそはれて、飾磨に帰へる帆はちらちらと、夕照傾めに高砂の、松は千とせのいろなほふかく、ひく人多き手がら山、おつるかりがね立つ鷺山に、つばさまじふるその数は、三五夜中の秋月、ち里の外の人心、千千にうつろふ秋の空、別府の夜雨きく手枕に、夢も結ばぬよなよな、思ひはいとどます井山、積るが上に積る雪、これぞまことに豊なる、年の貢と知られたり、  あらよろこばしやこの望み、足ぬるもげに君が代の、なほひさかたの雲のあや、五風十雨のほどほどに、時をたがはぬ八つの景色
演奏時間 11分38秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日 1957/03/21
演奏者 歌・箏 初世越野栄松、三弦 二世高橋栄清
備考 作詞者不詳。山田検校作曲の中歌曲。播磨の八景を四季の順に配している。八景物規範として、後の作品に影響を与えている。
作曲者カナ ヤマダケンギョウ
曲名コード 51-a1
サウンド
イメージ