作曲者 山田検校
曲名 花妻
曲名カナ ハナヅマ
作曲年
楽器構成 歌、箏、三弦
楽曲編成 誰に靡くかいつしかと、ひもどきそむる萩が花、錦のとこにおく露の、おもひ乱れて秋の夜の、長き夜もすがら徒に、雲居の月のかげふけて、とふに辛さのまさるとも、知らでやすぐる秋の風、身にしむ頃はなれも亦、しのびかねてやさをしかの、声より落つる涙さへ、なほ萩が枝(え)にかかるらし、とにもかくにもおもひあまり、下葉も今は色に出で、こがると知らばたちこむる、霧のまがきのへだてなく、 千秋をかけて紫の、ゆかり忘るな萩が花妻。
演奏時間 7分7秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日 1962/10/31
演奏者 歌・箏 二世高橋栄清、三弦 福智万寿栄
備考 作詞者不詳。山田検校作曲。中歌曲。花妻とは鹿の妻に見立てた萩の花の異名。恋の心を歌ったもの。
作曲者カナ ヤマダケンギョウ
曲名コード 48-a2
サウンド
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