作曲者 菊武祥庭
曲名 稚児桜
曲名カナ チゴサクラ
作曲年
楽器構成 歌、箏
楽曲編成 鞍馬の寺の稚児桜、咲けや四海にかほるまで。 昼は読経につとむれど、暮るれば習ふ大刀つるぎ、思ふ源氏の再興を、天満宮に祈らんと、夜ごとに渡る五条橋。 笛の音高く夜は静か、思ひもよらずかたへより、出でてさへぎる大法師。 太刀を賜へと呼ばはれて、太刀欲しくばよりてとれ。 さらば取らんと打振ふ、薙刀遂に落されて、今ぞひたすら降参と、誠あらはす武蔵坊、さては汝が弁慶か、牛若丸にましますか。 主従の契り深かりき。 鏡は清し、加茂の水。
演奏時間 16分12秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日 昭和57年8月発売
演奏者 歌・箏(地) 阿部桂子、箏(本手) 藤井久仁江
備考 小学校教科書より歌詞をとる。牛若丸と弁慶の五条橋の話に曲をつけ明治四十四年に作曲された。手事は立ち回りを表現している。
作曲者カナ キクタケショウテイ
曲名コード 44-b2
サウンド
イメージ