作曲者
幾山検校
曲名
萩の露
曲名カナ
ハギノツユ
作曲年
楽器構成
歌、三弦、箏
楽曲編成
いつしかも、招く尾花に袖触れ初めて、われから濡れし露の萩。 今さら人は恨みねど、葛の葉風にそよとだに、おとづれ絶えて松虫の、ひとり音に鳴く侘びしさを、夜半に砧の打ちそへて、いとど思ひを重ねよと、月にや声は冴えぬらん。 いざさらば、空ゆく雁に言問はん。 恋しき方に玉章を、送るよすがのありやなしやと。
演奏時間
21分19秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日
1983/06/17
演奏者
歌・三弦 太田里子、歌・箏 米川敏子
備考
霞紅園作詞。京風手事物。帰らぬ男を思う女性の心情を歌ったもの。砧の描写を含む合の手が配されている。
作曲者カナ
イクヤマケンギョウ
曲名コード
38-a
サウンド
イメージ