作曲者 菊岡検校
曲名 御山獅子
曲名カナ ミヤマジシ
作曲年
楽器構成 歌、三弦、箏、尺八
楽曲編成 神路山、昔に変らぬ杉の枝。 萱の御屋根に五色の玉も、光をてらす朝日山。 清き流れの五十鈴川、御裳濯川の干網の、宇治の里ぞと見渡せば、頃は弥生の賑はしき、門に笹たて鈴の音も、獅子の舞ぞとうたひつる。  山を越したる小田の橋、岩戸の前に神楽を奏し、二見の浦の朝景色。岩間に淀む藻塩草、世義寺の夕景色、野辺の蛍や美女の遊び、浮かれて汲むや盃の、早や鳥羽口にもみぢ葉を、染めて楽しむ老い人の、浅熊山の眺めも勝る奥の院、晴れ渡りたる富士の白雪
演奏時間 20分3秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日 昭和40年1月発売
演奏者 歌・三弦 阿部桂子、箏 藤井久仁江、尺八 二世川瀬順輔
備考 竹中墨子作詞、八重崎検校箏手付。京風手事物の獅子物の代表曲の一つ。御山とは伊勢の神路山をさす。伊勢神宮の神域の春夏秋冬を歌ったもの。
作曲者カナ キクオカケンギョウ
曲名コード 34−B1
サウンド
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