作曲者 菊岡検校
曲名 楫枕
曲名カナ カジマクラ
作曲年
楽器構成 歌、三弦、箏、尺八
楽曲編成 空艪押す水の煙りの一かたに、靡きもやらぬ川竹の、うきふし繁げき、繁げき浮寝の泊り舟。よるよる身にぞ思ひ知る。浪か涙か苫洩る露か、濡れにぞぬれしわが袖の、絞る思ひをおしつつみ、流れ渡りに浮れて暮らす、心尽くしの楫枕。さして行方の遠くとも、つひに寄る辺は岸の上の、松の根堅き契りをば、せめて頼まん頼むは君に、心許して君が手に、繋ぎとめてよ、千代よろづ代も。
演奏時間 15分40秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日 1983/06/29
演奏者 歌・三弦 米川敏子、歌・箏 宮城喜代子、尺八 島原帆山
備考 橘遅日庵作詞、八重崎検校箏手付。京風手事物。遊女が身のはかなさを、船の旅寝にたとえて、身請けされたい心情を歌ったもの。
作曲者カナ キクオカケンギョウ
曲名コード 33-a1
サウンド
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