作曲者 |
石川匂当 |
曲名 |
新青柳 |
曲名カナ |
シンアオヤギ |
作曲年 |
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楽器構成 |
歌、箏、三弦、尺八 |
楽曲編成 |
されば都は花盛り、大宮人の御遊にも、蹴鞠の庭の面、四本の木蔭枝垂れて、暮に数ある沓の音、柳桜をこきまぜて、錦を飾る諸人の、華やかなるや小簾のひま。洩れくる風の匂ひ来て、手飼ひの虎の引き綱も、長き思ひの楢の葉の、その柏木も及びなき、恋路はよしなしや。 これ老いたる柳の色の、狩衣も風折も、風に漂(ただ)よふ足もとの、たよたよとして、なよやかに、立ち舞ふ振りの面白や。 げに夢人を現にぞ見る。げに夢人を現にぞ見る。 |
演奏時間 |
23分12秒 |
楽譜 |
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音源 |
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委嘱 |
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演奏日 |
昭和56年7月発売 |
演奏者 |
歌 菊原初子、箏 菊庭和子、三弦 菊寺光治、尺八 二世池田静山 |
備考 |
謡曲「遊行柳」より、八重崎匂当箏手付。京風手事物。石川の三つ物の一つ。三味線組歌の<青柳>に対して<新青柳>という。詞章は「遊行柳」からとったものであるが、「源氏物語」若菜の巻の部分も引かれている。 |
作曲者カナ |
イシカワコウトウ |
曲名コード |
30-a |
サウンド |
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イメージ |
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