作曲者
松島検校
曲名
椿づくし
曲名カナ
ツバキヅクシ
作曲年
楽器構成
歌、三弦、箏
楽曲編成
つらつら椿春秋の、名は千里まで鷹ヶ峰。その本阿弥の花の色、白きを後のうつし絵も、いかで及ばん妙連寺。 薄くれないに濃き紅は、同じ花形(かぎよう)の因幡堂。 まだきしぼりの秋の山、嵯峨、初嵐身にしみて、露、時雨降る頃よりも、好きもて遊び埋火の、春にうつれば天が下。賑ふ民の煙立つ、それは塩釜千賀の浦、汐汲む海女の腰蓑の、あづまからげや吾妻路や、清洲の里の散り椿。 咲きも残さぬ角の倉。藪の中なる香のもの、朴庵、侘助、唐椿。 八千代尽きせぬ花の数。
演奏時間
13分44秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日
1986/10/16
演奏者
歌・三弦 矢木敬二、箏 笠原 古都
備考
洲浜作詞。地歌三弦曲。山田流箏曲にも取り入れられて箏の手事曲としても演奏される。歌詞の内容はいわゆる「椿づくし」で椿の銘を詠みこんでいる。
作曲者カナ
マツシマケンギョウ
曲名コード
25-a2
サウンド
イメージ