作曲者 山田検校
曲名 初音の曲 −箏組歌
曲名カナ ハツネノキョク −ソウクミウタ
作曲年
楽器構成 歌,箏
楽曲編成 梅が香も、みすの匂ひにふきまがひ、春のおとどにはるたてる、おまえのさまいふことのはもおよばじ あふみのや、あふみのや、名だかき山もよそならぬ、春の鏡にむかひゐて、変らぬかげをうつさむ けふは子の日なりけり、千歳の春をいはふとて、そのふの小松引き遊ぶ、人の心ぞのどけき めづらしや、かげ高き花をねぐらの鶯、すだちし松のねにたてて、谷のふるすをこととふは 花の香さそふゆふ風、のどやかに吹きたるに、梅もやうやうひもときて、このとのあそぶおもしろき をとこだうかの明け方、水駅にもあらじな、わたをかつぎわたして万歳楽をうたへり
演奏時間 8分59秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日 昭和37年3月
演奏者 歌・箏 初世越野栄松
備考 山田検校作曲の唯一の箏組歌。奥許の曲。「源氏物語」の「初音」の巻に拠る。平調子。
作曲者カナ ヤマダケンギョウ
曲名コード 06-b1
サウンド
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