作曲者 安村検校
曲名 飛燕の曲 −箏組歌
曲名カナ ヒエンノキョク −ソウクミウタ
作曲年
楽器構成 歌,箏
楽曲編成 久方の雲の袖 古りし昔に偲ばし 花に残る露よりも 消えぬ身ぞはかなき 夜を照らす白玉の 数の光ならずば 天津乙女の挿頭して 月に遊ぶなるらん 紅の花の上 露の色も常ならん 夢は残る横雲 降るは袖の涙かな 懐しや古へを 偲ぶに匂ふ我が袖 濡れて干す小簾の外に あはれ馴れし燕 類ひなき花の色に 心移すこの君 現なき思ひこそ いとどなほ深見草 散りやすき慣らひとは よそにのみ聞きし身も 移ろふは我が咎 恨むまじや春風
演奏時間 16分3秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日 1986/09/16
演奏者 歌・箏 米川敏子
備考 安村検校作曲の箏組歌。奥組新組。本雲井調子。歌詞は楊貴妃を主題とする李白の「清平調」に拠る。
作曲者カナ ヤスムラケンギョウ
曲名コード 05-b1
サウンド
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