作曲者 北島検校
曲名 末の松 −箏組歌
曲名カナ スエノマツ −ソウクミウタ
作曲年
楽器構成 歌,箏
楽曲編成 末の松山波越すとも 変らぬ色は松が枝に 君が千歳の限りなき 汀の池に亀遊ぶ 身に沁みわたる秋の頃 月も隈なき閨の戸に 帰るさ告ぐる鶏の 末だきに鳴くぞ恨しき なかなかに今はただ 思ひ絶えなんとばかりを 人伝ならで言ふ由も あらで焦がるる身ぞ辛き 信夫山信夫山 あはれ忍ぶの道もがな 人の心の奥までも 見でや已みなん我が思ひ 小夜千鳥夜もすがら 鳴くは我を訪ふやらん 須磨の住居の物憂きに 涙を添ゆる声々 契りきな 互に袖を 絞りつつ 末の松山 波越さじとは いかに言ひけん 徒になりし恨かや
演奏時間 10分40秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日 昭和52年11月
演奏者 歌・箏 二世高橋栄松
備考 八橋検校門下の北島検校作曲の箏組歌。中組第三曲。平調子。
作曲者カナ キタジマケンギョウ
曲名コード 05-a1
サウンド
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